Q. 「Cello Tab」には全ての運指(指番号)が記載されていますが,理由はありますか
A. バッハ無伴奏チェロ組曲の第4番・第5番を弾くのに必要になったのが始まりだと思います
「セロ弾きと電子楽譜」の続きです
終活でバッハ無伴奏チェロ組曲を弾き直そうと思い,使い始めたばかり Piascoreで,スキャンした Mainardi校訂版に指番号とアップダウン記号を追加していました(スタンプ使用)
iPad Proを使っていますが,書き込みしたファイルを iCloudに時々保存していたので,それを見ながら,書き込みの変化の過程を振り返ってみました
・2024年 6月: ファイル保存開始,No.1,No.2,No.3
指番号は開放弦と注意すべき音にスタンプで追加,ボーイング記号あり
* Starker校訂版を使用(楽譜の試行錯誤時期)
・2024年 7月: No.1,No.2,No.3
ポジションを丸数字で追加,小節内で有効な臨時記号を赤字で追加
* Starker校訂版を使用(楽譜の試行錯誤時期)
以降,Mainardi校訂版を使用
・2024年 8月: No.1,No.2,No.3,No.4-2/3/4/5/6,No.5-4,No.6-4/5
親指には「p」を割り当て(本来は Guitarで右手に適用)
ボーイングが切り替わる場合は指番号の間に赤の縦線を追加
・2024年 9月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5-4,No.6-4/5
No.4,指番号の追加は他の曲よりも多い
・2024年 10月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,No.6-2/4/5
No.5,指番号の追加は他の曲よりも多い
No.1,No.2,No.3,No.6,指番号の追加が増えている
・2024年 11月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,No.6-2/4/5
No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,ほぼ全ての音に指番号が付けられ,
弦の位置を模している(1弦の指番号は上で,2弦・3弦・4弦と高低差を付けて記載)
・2024年 12月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,No.6 全曲
No.6,ほぼ全ての音に指番号が付けられ,弦の位置を模している
日記は書きませんが,2024年12月に Mainardi校訂版の全曲のほぼ全ての音に指番号を書き込み,弾いていたことは覚えています
その後,しばらくは弾く方に集中して,弾き込みで変化した指番号を反映したり,音名を追加して改良していました
・2025年 3月: ヘ音記号の小節も音名を追加し始める(一部の音のみ)
弾き続けている内に,大量に書き込みした楽譜が見にくいことが気になりました
・2025年 6月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,No.6 全曲
Mainardi校訂版の分析用の五線譜を Piascoreの消しゴムツールで消して,余白を拡張
・2025年 7月〜10月: No.1,No.2,No.3,No.4,No.5,No.6 全曲
分析用の五線譜を消した部分を使用して,指番号,ボーイング記号,ポジション表記(Piascoreのスタンプの丸数字は⑥まで使用可能で,第7ポジションより上は数字のみ)を書き込み直し
音名は一部の音に追加(ポジション移動)
2025年10月,Mainardi校訂版での作業は終わりましたが,Piascoreでスタンプを使って指番号を付けた楽譜は,弦の位置を模して段差を付けても,キレイに整列することは無理です
また,元の楽譜で音符がぎっしりと詰まっているような曲,例えば,No.6 Allemandeでは,どうしても窮屈な表記になり,見ながら弾くのには適さない状態です
指番号を弦の位置を模した上で整列して記載するには,楽譜自体を作り直す必要があり,手間が掛かりそうで面倒だと思っていましたが,2025年11月に着手することになります(続く)
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