Q. これまでリリースした曲とは毛色が違いますね
A. ピアノで弾いたことがある曲です
「ジムノペディ」をチェロで弾く場合,ピアノ伴奏が一般的だと思われますが,チェロとピアノの組合せは好きではなく(音量の差が大きく,その背景にある主従関係も×),自分で弾くならチェロ独奏一択なので,そのようにアレンジしています
「チェロ独奏用のアレンジ」という括りでは,これまでリリースした曲と同じですが,この曲では主旋律と伴奏をミックスしていて,良く言えば個性的,悪く言うと普通ではない編曲になっています
Piascoreで「ジムノペディ」を検索すると多数ヒットして,ピアノ以外にもギター,フルート,ヴァイオリン,クラリネット,サックスと色々な楽器用の楽譜があります
チェロだと「チェロ四重奏版」が 2曲あるだけで,チェロ独奏に無理があることは承知しています
ピアノ譜の音の高さや和音を再現することは無理なので,アレンジでは音を選択して,オクターブを変えたり,時間差で弾くようにしたりしていますが,曲の雰囲気は出せたと思います
そして,弾く人の充足感は満たせると,自分で弾いていて実感しています
弾くのは簡単ではないですが,指の配置の練習的な要素もあります
この楽譜には,強弱記号は付けていません
元のピアノ譜にはありますが,チェロで弾く人もピアノ曲を一度でも聴いたことがあるでしょうから,自分で好きなように弾いてもらえばと思います
編曲している時に感じましたが,2番と 3番は,曲の途中で小節を入れ替えても,何の違和感もなく聞けてしまいます
そのような構成で曲が作られているのだとしたら,バッハの曲の構成美を愛するグールドからは批判されるだろうなと思ったら,その通りでした
*「グレングールドはサティについて何と言及しているのか」で Google検索
サティ自身の記述は確認していませんが,1番を作成した後,惰性で 2番・3番を作ったような印象を持ちました
曲の長さで比較するのも乱暴ですが,小節数も 1番の 78から 65,60と段々と少なくなっています
- 第1番「ゆっくりと苦しみをもって」 (Lent et douloureux) 78
- 第2番「ゆっくりと悲しさをこめて」 (Lent et triste) 65
- 第3番「ゆっくりと厳粛に」 (Lent et grave) 60
「3つのジムノペディ」という曲名になっていますが,調を変えて,同じような曲はいくらでも作られるような印象です
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「cellist gauche」で検索してください
電子楽譜が苦手な方は,mucomeさんだと,コンビニでプリント出来るようです
(mucomeさんは審査に数日掛かる場合があります)
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