Q. 運指と手の大きさのことが「Cello Tab」付きのバッハ無伴奏チェロ組曲の楽譜の説明に書かれていますが,もう少し説明してください
A. 重音の例で説明します
楽譜の説明には「作成者の手の大きさは,ピアノ鍵盤で 1オクターブは届きますが,余裕の無い開き方です」と書きました
「手は大きい方ではありません」とか,「手は小さい方です」と書いてもよかったのですが,(大きい・小さい)は相対的なもので,読み手の誤解を生みやすいので見送りました
このようなブログの場だったら,(大きい・小さい)でも問題ないと思いますが
バッハ無伴奏チェロ組曲で手の大きさが問題になるのは,主に重音です
他には,No.3 Prelude に出てくる親指の使用もありますが,ここでは重音のケースで説明します
複数の曲に登場する,(3弦 C ,2弦 E♭) の重音,一般的には(C - 4指,E♭ - 1指)で弾くはずですが,私の手の大きさだとギリギリです
以前は(C - 3指,E♭ - 親指)で弾いていて,今回出したバッハ無伴奏チェロ組曲の「Cello Tab」の運指では併用しています
No.5 Prelude は(C - 4指,E♭ - 1指),No.4 Bourrées では(C - 3指,E♭ - 親指)としています(No.4 Bourrées で親指にした理由は,BourréeⅡ後半に出てくる A♭-B♭で親指を使うので,親指使用で合わせたためです)
手が大きい人にとっては無縁の悩みでしょうが,手が大きくないと必然的に親指を使うことになります(他には時間差で弾くとか,同じ弦を時間差で弾くとか)
例えば,No.3 Allemande の重音と開放弦を交互に弾くフレーズ,私は親指を使用しています
また,この楽譜の画像の青枠の部分は「同じ弦を時間差で弾く」パターンです
手の大きさによって運指が異なることが身を持って分かっているので,楽譜の説明には以下のように記述しました
> 運指は個人毎に異なる要素が大きく,万人向けではありません.
> ・運指は手の大きさに左右され
> ・ポジション移動のタイミングや飛ばす指にも好みがあり
> ・ポジショニング選択は音色の嗜好やチェロの特性によって異なる



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