Q. カラーのチェロ楽譜を初めてみました 理由を教えてください
A. 「Cello Tab」は見ながら弾くために作成した楽譜です
この形式を最初から思い描いて作成した訳ではなく,電子楽譜を使ってバッハ無伴奏チェロ組曲を弾き,楽譜へ書き込みをしていく内に,「Cello Tab」の原型が出来ました
(その過程は長くなるので改めて書き込みします)
チェロ楽譜を使う人なら,指番号を書き込むことは誰でも経験があると思います
電子楽譜の使い始めも,校訂版が指定する指番号とは異なる場合,注意すべき音に指番号を付けていたのですが,移動を伴う場合は赤字にした方が見ながら弾くのに適していると思いました
次に Bach Cello Suitesで頻繁に出てくるハーフポジションも赤字にした方が...という過程を経て,最終的に「Cello Tab」の指番号は下記の場合は赤字にしています(+意識すべき音)
- 開放弦
- ハーフポジション
- 親指
- ポジション移動する場合
- 指をクロスする場合
- 指を拡張する場合
それに付随して,以下の仕様で「Cello Tab」スコアを作成しています
* ハーフポジションを固定で赤字にした場合,その音を調に含めた曲の中で臨時記号のある第1ポジションへ移動した際の赤字と区別できないため,音名で補足
* 重音の場合,(開放弦,ハーフポジション,親指)を赤字にして,それ以外は,移動や拡張を伴うような意識すべき音だけを赤字へ
* 親指を位置決めで置く場合,4弦の位置に (9) を表示し,弦番号と音名を付加
* 1指と2指の拡張は,前後のフレーズとの兼ね合いで意識すべき場合は赤字
* 1指と2指の拡張で,ハーフポジションから第2ポジションへの移動は基本的に黒字
* 1指と4指の拡張で,ハーフポジションから第3ポジションへの移動は基本的に黒字
当初,ハーフポジションを赤ではなく,別の色にすることも考えましたが,色の情報が多過ぎると,見ながら弾く時に余計な脳の判断が入って動作が遅れると思い,赤字に統一しました
過去には無かったタイプのスコアなので,自分がルールブックを作成しました
Cello弾きであれば,移動を伴う指番号を赤字にすることへの違和感は無いと思うのですが..
カラーの楽譜も,電子楽譜のメリットを考えればもっとあっても良さそうですが,今回の出品の際に現状を眺めた感じでは,紙の楽譜の制約と変わっていない印象でした
それで,出品する直前に「カラーの楽譜は可能か」という問い合わせをしたぐらいです

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