Q. バッハ無伴奏チェロ組曲にある「遊び心」とは?
A. Prelude の曲中のフレーズに「遊び心」を感じます
バッハ無伴奏チェロ組曲を全曲弾いて,Anna Magdalena Bach の手書き譜を転記して,「Cello Tab」の運指スコアを作成している時に,J.S.Bach が Prelude の曲の中で遊び心で入れたようなフレーズがあるな,と思いました
No.1 Prelude 26小節 3拍目〜27小節 2拍目
No.3 Prelude 21〜26小節
No.4 Prelude 56〜58小節,70〜73小節No.6 Prelude 94・95小節
曲の中の音の流れから,意図的に少し外した音とフレーズを入れていて,遊んでいるような印象を受けます
それで,私の中では「バッハの遊び心」と勝手に名前を付けています
上記のメジャー調の曲のフレーズから想定される遊び心は,マイナー調の No.2 と No.5 からは感じられませんが,曲の終わり方に似たような印象を受けます
No.2 Prelude 59小節〜63小節(最終小節)
No.5 Prelude 223小節(最終小節)
No.2 Prelude は,バロック音楽では一般的であったとされる即興の演奏を,付点2分音符の重音が 5連続する中に「自由に入れて」というのが「バッハの遊び心」かもしれません
No.5 Prelude は,マイナー調の曲にも関わらず,最後はメジャー調のように終わってしまうのが,私が感じる「バッハの遊び心」ですね
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バッハ無伴奏チェロ組曲 全36曲の楽譜で,全ての音の運指が付けられたスコアは,おそらくこれが世界で初めてて,そして最後かもしれません
Pierre Fournier 校訂版の運指スコアとか作成したい考えはあるので,どこかの出版社が版権を手続きして依頼してくれれば喜んでやりますが,売れそうにないから無理ですね
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